放射能 除染用洗浄剤

 

●コンクリートに固着した放射性セシウム(134Cs137Cs)を高効率に除染できます。

 

●除染性能と安全性・環境に配慮した高機能洗浄剤です。

洗浄効果① 

コンクリートとCsの間の“カルシウム”に反応し溶解発泡することでCsをコンクリートから浮き上がらせます。

 

洗浄効果② 

Cs化合物(塩化セシウムなど)をイオン化し“セシウムイオン”として単離し洗浄剤に取り込みます。

<特徴>

●石垣など複雑な形状、目地、法面など除染が困難な部分の除染が可能●液体での除染作業により粉塵の内部被爆を大幅に軽減●皮膚に付着しても化学火傷を起こさない。●PRTR法指定物質に該当しない。●有機溶剤中毒予防規則の規制物質に非該当。●大気汚染防止法に定める規制物質に非該当。●鉄に対して腐食が極めて少ない。●ゴムに対して影響がない。●樹脂に対する影響が極めて少ない。●化学的、熱的安定性が高い。●引火性が無く安全性が高い。●芳香族分が含まれていない。

 

<従来工法との比較>

◇2段溶解法で飛躍的な除染効率を実現。◇汚染廃液の減容が可能。(ゼオライト吸着・ プルシアンブルー吸着)◇コンクリートの汚染箇所を薄く溶解するため 強度が落ちにくく、繰り返し除染可能。◇研磨や切削のような粉塵が発生しない。 (囲い込みの不要・内部被爆の回避)◇作業に騒音が伴わない。◇専用機器が不要で手軽に作業が開始できる。

 

<汚染排水処理について>

汚染排水処理車(レイクリーナー廃液処理システム)のレンタルをご提案しております。(建機レンタルのアクティオより)


《施工方法》

①事前計測:サーベイメーターでコンクリート表面の放射線量を計測して下さい。

②素地調整:コンクリート面に油分・油汚れが有る場合は中性洗剤等で予め脱脂洗浄を行って下さい。③散布:1㎡につき500g~1kgをのレイクリーナーをジョウロや噴霧器でコンクリート面に散布して 下さい。

④ブラッシング:コンクリート表面が反応し泡が落ち着いたらコンクリート表面をブラシで軽くこ すって下さい(気泡は二酸化炭素)。

⑤回収:発泡が止まったことを確認し水洗いにて汚染水と粉状コンクリートを回収保管します。 (洗浄後の放射線量を計測し、汚染が酷い場合は①~⑤を繰り返して下さい)

--排水処理Aプラン--

⑥減容:回収保管した汚水の減量を行う場合は指定の吸着剤を入れ攪拌後上澄液と沈殿物に分け沈殿 物を放射線汚染物質として保管して下さい。

⑦上澄廃棄:上澄液は放射線物質が吸着剤に凝集している事をサーベイメーターで確認した後pHが酸 性の場合は石灰などアルカリで中和し廃棄して下さい。(廃棄においては関連法規、地方自治体の 基準に従い許可を受けた処理業者などに委託して処理する事をお勧めします)

--排水処理Bプラン--

汚染排水処理車をレンタルするシステムをご提案しております。詳しくはお問合せ下さい。


《使用上の注意》

○使用時には臭気が発生しますので、換気には充分注意し、密閉された部屋での使用は絶対に避けて下 さい。○軟質ビニール、ナイロン系ストッキング等は直接触れると溶解する場合がありますのでご注意下さい。○油分が付着している場合は必ず脱脂してからご使用下さい。○本製品を容器に移して使用する場合、容器はF.R.P.,塩ビ等を使用し金属製容器は避けて下さい。○レイクリーナーを蒸発する状態(容器に移し替えたり、蓋を開けたままの状態)で放置することは蒸 発ガスの影響で金属類が酸食する可能性がありますので、周囲に錆びやすい物を置かないで下さい。
《素材上の注意》○コンクリートのカルシウム成分を薄く溶解しますのでコンクリート表面が荒れます。○アルミ、錫、亜鉛(メッキ類を含む)などの金属は溶解します。○ステンレス流し台等に直接流すと変色する事があります。○洗浄部に金属が複合して有る場合は溶解・変色するものが有りますので、目立たない場所で時間を 掛け充分テストしてからご使用下さい。確認作業が出来ない場合は使用をお控え下さい。
《その他の注意》○手または器具等は使用後に、また衣服等に付着した場合は直ちに充分水洗いをして下さい。

《主な成分》水溶性植物性酸、高級カルボン酸、両性界面活性剤、無機酸

 

 

販売代理店:アクティオエンジニアリング事業部

TEL:03-5696-1911 http://www.aktio.co.jp/